●柴山小学校体育館屋根改修工事

屋根のごう音収まった
工事前の体育館の屋根は鉄板ぶきで、等間隔に盛り上がった「山」が並んでいた。工事では、前の屋根の上に断熱材や防水シートを張って新たな屋根を設けた。山の間隔が広いため音が鳴りやすいと推測されていたことから、間隔を以前の50センチから40センチに狭め、鉄板の厚さも0・8ミリから0・4ミリに薄くした。2重の屋根の間に熱がこもりにくくするため、もとの屋根の鉄板に空気穴を開けた上、切れ込みを入れて熱膨張による音の発生を防いでいる。(神戸新聞2011.0913掲載)
|